事業概要

バイオガス発電事業を中心に再生可能エネルギーの普及に貢献する事業を行っています。エンジニアリング、機器選定・調達、運営維持管理まで、様々な立場を取ることができるのが弊社の強みです。バイオガス発電や太陽光発電は自社プラントの運営を行うことでノウハウを蓄積しております。

バイオガス発電事業


食品工場や飲食店、家庭など様々な事業体から排出される食品系の有機性廃棄物をメタン発酵させ、その過程で発生するバイオガスを発電利用します。廃棄物処理の脱炭素化や食品リサイクル法にも合致しています。

【メタン発酵施設のフロー図】

*バイオガスは有機性廃棄物を分解することで得られる再生可能エネルギーです。この分解反応をメタン発酵といい、バイオガスプラントは「メタン発酵施設」とも呼ばれます。発酵に不向きな廃棄物(ビニール袋や割りばし、缶など)を分別して取り除き、原料を細かく破砕をして発酵タンクへ投入します。発生したバイオガスは発熱量が大きいため、電気や熱など様々な形で利用できます。

 

 

バイオガス発電のメリット

  • 食品廃棄物をエネルギーとして再生利用できる(循環型社会の構築)
  • 脱炭素社会の実現に貢献できる
  • 分散型エネルギーシステムとして活用できる(レジリエンス強化)

バイオガス発電の事業形態

・自社で排出した廃棄物を自社のプラントで再生利用する(自社処理)

・自社で排出した廃棄物を他社のプラントで再生利用する(処理委託)

・他社で排出された廃棄物を自社のプラントで再生利用する(処理受託)

・プラントの運営に携わる

・土地だけを提供する

 

 

再生可能エネルギー事業

弊社では小水力発電事業や木質バイオマス発電事業といった、その他の再生可能エネルギー事業にも取り組んでいます。小水力発電は河川の水を貯めることなくそのまま利用する環境配慮型の発電方式です。

①小水力発電事業

これまでの水力市場は大中型が中心で小水力の市場はほぼありませんでした。従来の大規模ダムではなく一般河川や農業用水、砂防ダム、上下水道などで無駄に捨てられていたエネルギーを有効利用することができます。

小水力発電のメリット

  •  地域密着型事業のため地域活性化につながる
  •  昼夜、年間を通じて安定した発電が可能である
  •  出力変動が少ないため系統電力と電力品質に影響を与えない
  •  未開発の包蔵量が多い

②小型木質バイオマス発電事業

当社では小型木質バイオマス機器の納入事業も行っています。木質バイオマス発電は電気と同時に排熱を利用することができるため、総合的なエネルギー効率が高いという特徴を持ちます。

太陽光発電事業

太陽のエネルギーを太陽電池により直接電気に変換する発電事業です。当社は、高い発電量が期待できる水上太陽光発電システムを推進しています。

水上太陽光発電は水面を有効活用でき、また障害物が少ないことから高い発電量が期待できる発電事業として注目を集めています。当社が扱うシステムはフロート式で大型台風などの突発的な天災にも問題なく対応しうる設計です。自社の水上発電所として2016年より2ヶ所を運営しています。