川越バイオガスプラント工事の進捗をお伝えします。
今回は前処理棟内の脱水機を紹介します。

メタン発酵が完了した消化液は、写真の脱水機にかけられます。

湿式方式では、発酵が完了しバイオガスを採取したあとの消化液は若干の固形分を含む液体です。
そのため脱水機にかけて固液分離したうえで、排水処理を行います。
毎日使用する機器になりますので、メンテナンスが重要です。

メタン発酵の方法は水分含量と発酵温度によって分類されます。
水分含量を90%以上に調整する場合は湿式方式、～80%程度は乾式方式と呼ばれます。
発酵温度が35℃程度の場合は中温（湿式のみ）、55℃程度は高温発酵です。
弊社では最もメジャーとされている、中温湿式を採用しています。

いよいよ稼働開始が迫ってきました。
細かいところまで気を配りながら準備を進めていきます。

何かご質問等ございましたら、お気軽にお問い合わせください。
（担当 細谷）